最近はSNSなんかで皆さん自分のプロフィール写真を用意する必要があるようになりましたが、人前に出ることもある仕事なのでプロフィール写真というか宣材写真というか、自分の写真は以前から必要でした。

たまにしかないのですけど、コンサートプログラムがあるような演奏会に出たりするときも何か用意するようにお願いされたりします。
自分が学生だった頃に、大学の先生方が出演される演奏会などに行くと、ずいぶんお若い頃の写真をプロフィール写真としてプログラムに使われていらっしゃったりして、そんなの見ると「あぁ、やっぱり老けてない時の写真を使いたのだろうなぁ。」なんて意地の悪いことを思ってましたが、いざ自分がいい歳になって来るとそういうわけでもなかったんだろうなと思うようになりました。

あれは、若くていいときの写真をみんなに見てもらいたいというのではなくて、ただとにかく「面倒臭い」のだったのですね。もうこんな歳になってくると若い時と違ってそんなに見た目も代わり映えしなくなってくるので、前のまんまでいいんじゃない、なんて思っているとあっという間に十年位経ってしまうのです。流石に十年も放置すれば色々な劣化も目につくようになり、その結果若かりし頃のプロフィール写真をいまだに使っている人になってしまうということだったのです。

私も気がつけば十年以上前に撮ってもらった写真を使ってまして、これはちょっとなんとかしなけりゃいかんよな、と思っていたのですが、なかなかに面倒臭いのですよね。何かのついでに撮ってもらうようなことでもあればいいんですけど、そのためにお願いして撮ってもらうとなると大層な感じになってしまうもので、そのままズルズル十年以上という有様でした。

このままでは間違いなく「すごく若い時の写真をプロフィール用に使っている人」になってしまうので、いっそ自撮りでなんとかできないかと思って撮ってみました。スマートフォンも機種変更してカメラがずいぶんよくなったみたいなので、いけるんじゃないかと踏んだわけです。最初は「顔の筋肉の使い方がよくわかっていない人」みたいな感じにしか撮れなかったのですが、5枚も撮ったらなんとか使えそうなのが撮れたので、これでも十分じゃないかということで、いろいろSNSなんかも含めて新しい写真に変更しました。

メガネは反射するので外しました

そんな経緯で写真を新しくしたのですが、いつになく皆さんから反応をいただきまして、やっぱり顔が見えるというのは大切なことなんだなぁと思った次第です。

これからは、少しぐらいは自分が写っている写真も使っていこうかと思ってるのですが、いつも撮影すること自体を忘れてしまいます。後になって撮っておけばよかったと思うことは多いんですけど。

「プロフィール写真」に2件のコメントがあります
    1. ありがとうございます!
      またお会いしていろいろお話しさせていただきたいです!

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