丁度近くに行く用があったので、丸の内の三菱一号美術館に「カンディンスキーと青騎士展」というのを見に行ってみました。(もう終わってしまいましたけどね)

当たり前ですが、展覧会でも何でも、現物を目の当たりにするというのは、いろいろ感じることが多いもんだと思います。ま、大して何も分かっちゃいないので、ワザワザ出向いて行ったということでその気になってるだけかもしれませんが。

この展覧会のポスターにもなっている「印象Ⅲ (コンサート)」という作品は、シェーンベルクの演奏会を聴いた時の興奮が描かれているものだそうです。音楽も絵画も、次の段階に大きく変容を遂げようとしていた時代の息吹を少し感じられたような気がしました。
カンディンスキーの言葉ではないですが、「印象派の手法を使って、描く対象の本質だけに集中する」(いい加減な記憶です)みたいなことが書かれていまして、作品と一緒に見てずいぶん得心しました。こんな書き方じゃなに言ってるか分からないと思いますが、「なるほどー」と思ったりした、ということでした。


丸の内界隈なんて、あんまり縁がないので滅多行きませんが、随分オシャレな感じになっているのですよねぇ。あんまりオシャレすぎると、お茶飲みに入るとこ探すのも苦労します、ワタシは。

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