時間を確かめる時、携帯電話のディスプレイを眺めるようになってからしばらく経ちます。

もともと、電池で動くものが主流になってから、電池切れとともにある日突然止まるというのが嫌で、ロシア製の毎日ゼンマイを巻かないといけない時計を使っていたのですが、竜頭のところが壊れてしまって、それ以降は時計をしないようになっていました。
最近ちょっと携帯電話の電源を落としたくなる時もあったりして、そうなると時間の確認ができなくなってしまいます。私の場合、厳密な時間管理などということからは程遠い生活でありますから、困りゃしないと言えば困らないのですが、そんなことを認めてしまうというのも「オトナ」として如何なものかということで、探してみました。腕時計。
そうしたら、自分が初めて腕時計を買ってもらった時のもののような自動巻きの腕時計がありましたので、ちょっと懐かしくなりまして購入いたしました。

 


機械式ですから、秒単位で正確ということもないですが、私にとってはそれは不要な正確さですね。秒単位でどうこうなどということは無いですよ。ひとつも。

でも、愛着が持てそうで、嬉しいです。
これだったら、急に止まることも無いですしね。止まっていたらちょっと振ってやればまた動き出してくれます。今時、正確な時間を表している時計なんて山程ありますから、狂っていたら合わせてやればいいのです。持ち主同様、俺の方が正しいなんていう気はこれっぽっちも無いでしょう。
最初っからその機能も無いのですが、コンサート会場で急にアラームが鳴り出す心配も不要です。実に素晴らしい。

これで五千円とちょっとですから、いい買い物をしたと思ってます。

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