またしばらく更新が間遠になっておりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は身内の不幸などありまして、ここの更新もせずということになっておりました。
ここ数年、卒業式の日に会わせて、卒業する学生の皆さんへ文章を書いておりましたが、今年はそれもできずにバタバタと毎日を送っておりました。
別に、ずっと悲しみに沈んでいたとかいうことではありませんし、楽しみのための時間も持ったりはしていましたが、何かまとまった文章を書くという気にもなれないうちに、その間放置しておりました新年度の準備に追われるようになってしまったという感じでありました。

ま、今更ではありますが、昨年度末に無事卒業を迎えた皆さん、おめでとうございます。タイミングを逸してしまったので、そんなにごちゃごちゃとは申しませんが、無責任な物言いをお許しいただければ、まぁ、「大抵のことは何とかなる。」といったところでしょうか。そこそこには長い人生でありますから、慌てず着実に進んでいただきたいと願っています。

私はといいますと、学校では、今年度から新しい講座を二つ受け持たせていただくこととなりました。「サウンドプロデュース③」というのと、「映像の音楽」というものです。
「映像の音楽」の方は一昨年度に特別講座という形で3コマだけお話しさせていただきましたが、今年度から半期15回の講座として開講することになりました。お話ししたい内容を考えると、15回でも絶対に収まらない感じですし、時間配分を中心に、上手にお話しできるかどうか甚だ心許なく思っておりますが、私としては思い入れのある内容ですので、一所懸命お話しさせていただく所存であります。
学校に行かせていただいていてありがたいことの一つに、毎年春になると、若い学生さんとの新しい出会いがあり、新しいクラスが始まるという、新しいスタートを感じさせてもらうことができるということがあります。そのはじまりが沈みがちな気分も軽やかに持ち上げてくれるのです。未来や希望といったものに、ちょっとだけ近いところで仕事をさせていただけるというのは、ありがたいことです。

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